協働ロボットを搭載し、搬送と作業をこなす自律移動ロボット
ロボットアーム搭載AMR
モバイルマニピュレータ
自走アームロボット
搬送+ピッキング作業
AspinaAMR85L、協働ロボットにユニバーサルロボットUR3e、ビジョンカメラにCambrian Vision System、ロボットハンドに『ASPINA電動ロボットハンド』ARH350Aで構成したモバイルマニピュレータのデモンストレーションです。
モバイルマニピュレータ(自走アームロボット)のメリット
モバイルマニピュレータとは、単なる移動や荷物搬送にとどまらず、移動先での荷物のピックアップや機械装置のボタン操作など、より高度な作業を自動化できる自走式のアームロボットです。固定式アームロボットや搬送専用ロボットでは対応できなかった工程の自動化が可能となり、柔軟な生産ラインの構築に貢献します。
構成する要素と仕組み
- AspinaAMR
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移動と搬送のベースとなります。搭載する協働ロボットや、ワークの大きさや重さからモデルを選定します。
- 協働ロボット(アームロボット)
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ピッキングや操作を担当します。ワークの大きさや重さからメーカーやモデルを選定します。
- ビジョンカメラ
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ワークや生産設備側の装置の位置認識と補正をサポートします。
- ASPINA電動ロボットハンド
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荷物のピッキングや機械操作を行います。ワークの大きさや形状、重さからモデルを選定します。


これらの構成要素のサブ機器として、AMRと協働ロボットを制御するPLCや協働ロボットやビジョンカメラを駆動するバッテリなどで構成されます。
AspinaAMRとASPINA電動ロボットハンドによるソリューション
AspinaAMR
- 狭い通路に対応
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AspinaAMR100/85L、AspinaAMR300のいずれも本体幅は60cmで、最小幅80cmの狭い通路を走行できるため、複雑なレイアウトが多い日本の製造現場でもスムーズに移動可能です。そのためモバイルマニピュレータの走行ユニットとしてAspinaAMRを活用すると、扉や自動ドアで区切られた検査室などの別室や別棟にある目的地まで自律的に走行し、協働ロボットによる作業を可能にします。
- 重量から選べる
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搬送・作業するワークの大きさや重さに合わせた協働ロボットの選定後、ワーク/ロボット/補器類の総重量から100kg可搬のAspinaAMR100、300kg可搬のAspinaAMR300を選択できます。

ASPINA電動ロボットハンド
- 多品種ピッキングに対応
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ASPINA電動ロボットハンドのオートグリップ機能により、異なる形状や硬さのワークを自動調整してつかみ分け、1台で複数のワークのピッキングが可能です。
- ワーク形状から選べる
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丸ものワークには3爪モデル、角型ワークには2爪モデルをご用意。お客様の「つかむ」のご要望に寄り添います。
- 各社協働ロボットに対応
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プラグ&プレイに対応した協働ロボットなら設定も簡単。対応メーカー以外の協働ロボットや産業ロボットへの接続にはI/OまたはModbus RTU(RS-485)で制御可能です。

このようにAspinaAMRをベースとしたモバイルマニピュレータは、柔軟な走行性能を持ち、またASPINA電動ロボットハンドによる多品種少量生産への柔軟な対応力と組み合わせることで、日本の製造現場に適したより高度な自動化を実現します。
工場スマート化を加速するモバイルマニピュレータ
モバイルマニピュレータは、搬送・ピッキング・機械操作といった複雑な工程を一台でこなすことで、従来のロボットでは難しかった領域をカバーします。
これにより、人手不足の解消、生産ラインの柔軟化、多品種少量生産への対応力強化が可能になります。さらに、省人化によって作業者はより付加価値の高い業務に集中でき、現場の生産性と品質向上に同時に貢献します。
このようにスマートファクトリー実現のためのキーアプリケーションとなるモバイルマニピュレータを導入することで、工場は競争力を持続的に高めることができます。
AspinaAMR + 協働ロボット + ASPINA電動ロボットハンド + Cambrian Vision System
Cambrian Visionは今まで認識が難しかった、透明ワーク・油脂や水分が付着した光沢ワーク・コネクタ挿入やワイヤーハーネスの配策等で必要となる物体認識に特化した3Dビジョンです。
- 透明・半透明ワークや鏡面ワーク等を高精度で認識可能
- 高難易度作業であるコネクタ挿入、ケーブル配策が実現可能
- 認識時間0.2秒の高速サイクル
