AMR活用事例:AspinaAMR85L(リフトモデル) + 連結アタッチメント

自動ピックアップで効率化を推進する自動搬送ロボット

自動ピックアップ

リフター搭載AMR

台車搬送

ライン間搬送

基板・FOUP

台車と連結

AspinaAMR85L(リフトモデル)でできること

AMRがカート(台車)や棚の下に潜り込んで天板をリフトアップし、カートや棚ごと搬送できる自動搬送ロボットが、AspinaAMR85L(リフトモデル)です。

リフト機構のないAMRは、例えば部品や製品の工場内搬送では、AMRが到着していないと積み込めません。つまりAMR視点で見ると先着して「待機」する時間が必要です。さらに積込作業、荷下ろし作業中も「待機時間」となり、これらの時間AMRは搬送作業に従事できません。

AspinaAMR85Lは、荷物が既に積み込まれたカートを自動ピックアップして搬送し、目的地ではカートを下ろしてからすぐに他の運搬に取り掛かれます。そのため常に搬送作業に専念するため高い稼働率で運用することができます。

作業者視点から見ても同様で、AMRの到着を待たずに積み下ろし工程を行えるため作業効率の向上が期待できます。

さらに荷物の積み下ろし作業を作業者からマニピュレータに置き換えることで、搬送自動化と省人化を一層進めることができ、より付加価値の高い作業に作業者を移管できる全体効率向上ソリューションとなります。

AspinaAMR85Lによる自動ピックアップの様子

AspinaAMR85L専用オプション「連結アタッチメント」

「連結アタッチメント」はAspinaAMR85Lが荷物を載せたカート(台車)を自動で連結・搬送するためのアタッチメントです。AspinaAMR85L(リフト搭載モデル)専用のオプションで、カートの位置ずれを吸収するボールジョイント連結機構を採用しています。

荷重をカートの車輪と分散させることで可搬重量より重い荷物を搬送したい方や、台車サイズの調整でAspinaAMR本体サイズより大きな荷物を搬送したい方にも向きます。

※ アタッチメントで脱着するカート(台車)はお客様で設計・製作していただく必要があります。

AspinaAMR85L(リフトモデル)専用オプションの連結アタッチメント

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