エレベータも、コンベヤも。PLC連携でAMRの活用範囲を広げる
AspinaAMRは、PLCと連携するための「PLC通信・連携機能」により、無線LAN経由でデータ連携できます。
既存のPLCを活用してAMRとの連携システムを構築できるため、専用の上位システムを新たに導入することなく、設備と連携した自動化システムを構築できます。
※「PLC通信・連携機能」はオプションです。
AspinaAMRの「PLC通信・連携機能」でできること
PLCを介することで、AMR単体の搬送に加え、現場設備や制御システムと連携した工程自動化を実現できます。
例えば、次のような設備連携を実現できます。
- エレベータを利用した階層間搬送を実現したい
- コンベヤとの受け渡しを自動化したい
- 協働ロボットと連携して搬送と作業をつなげたい
また、AspinaAMRはPLCとの双方向通信に対応しているため、PLCからAMRに搬送指示を送るだけでなく、AMRの現在位置や動作状態、バッテリ残量、エラー情報などを取得し、設備やシステムと連動した制御を実現できます。

| PLCから指示できる内容 | PLCが取得できる情報 |
|---|---|
| マップ読込 搬送プログラム実行 登録点移動 座標移動 回転 リフトアップ・ダウン エラーリセット など | 現在位置(X,Y座標) 動作状態 登録点情報 実行中の搬送プログラム名 バッテリ残量 リフト状態 エラー情報 など |
PLC連携の構成図
エレベータとの連携
PLCがエレベータとAMRの連携制御することで、フロア間の自動搬送を実現します。


コンベヤとの連携
AMRの到着をトリガーとしてコンベヤを起動し、荷物の受け渡しを自動化します。


協働ロボットとの連携(モバイルマニピュレータ)
AMRとロボットを連携させることで、搬送からピッキング・組み立て・検査までの自動化を実現します。


AspinaAMRとPLCの連携を簡単に行えるファンクションブロックを提供
AspinaAMRでは、PLCとの通信やAMR制御を効率的に実装できるよう、専用のファンクションブロックを提供しています。
そのため、通信プロトコルや応答処理を一から実装する必要がありません。
AspinaAMR専用ファンクションブロックにより、マップ読込、搬送プログラム実行、登録点移動、座標移動、リフト制御、動作状態監視などを容易に実装できます。
対応PLC
| メーカー | 機種 | ファンクションブロックの提供 |
|---|---|---|
| KEYENCE | KV-Xシリーズ | 〇 |
| KV-8000シリーズ | 〇 | |
| 三菱電機 | iQ-Rシリーズ | 〇 |
※2026年10月時点での対応状況です。詳しくはお問い合わせください。
設備連携の構築をASPINAが支援します
設備連携のプロジェクトでは、
「PLCでどのような制御を行うべきか」 「設備側はどこまで改造が必要か」 「エレベータとの連携は可能か」
といった検討が必要になります。
ASPINAでは、AMR導入を専門に支援する導入推進チームが、構想検討の段階から設備連携に関するご相談をサポートします。PLCを活用したエレベータ連携や設備連携を前提としたシステム構築の実績があり、お客様やSIerと連携しながら導入を進めています。

