幅60㎝で300kgの可搬重量『AspinaAMR300』

可搬重量300kgのAspinaAMR300

「簡単導入、今すぐ自動化。」AspinaAMR300 3つの特長

より広がる活用シーン
可搬重量300kg

「100kgより重いものを運びたい」「協働ロボットやコンベヤを載せたいが、100kg可搬モデルの場合は大出力のロボットを載せられない」などといったご要望にお応えし、可搬重量を300kgに増加しました。

外部システムと連携しやすいAPIを採用

新しいAPI(Application Programming Interface)により、エレベータなどの外部システムとの連携性を向上しました。PLCを介した連携でもサーバー用PC不要な構成が可能となり、利便性が向上しています。

複数台運用や小回り性能はそのままに

狭い通路が多い日本の製造現場でも使いやすい、小回りが利いて狭い通路も走行できるAspinaAMRの特長はそのままに、可搬重量の向上などにより、より多様な工程や品目の搬送自動化に対応します。

より高まる生産性
マッピング時間を大幅短縮

新開発のソフトウェアにより、導入時や現場のレイアウト変更時に必要なマッピング(環境地図の作成)時間をさらに短縮。お客様がご自身でいつでもマップ作成できるため、実運用の負担を軽減します。

移動時間の短縮

走行中の動作を最適化する新ソフトウェアにより、経路探索の高速化とスムーズなカーブ走行を実現。移動時間を約40%削減します。

※ 2025年6月時点のAspinaAMR100現行ソフトウェアと、1つのカーブ走行で比較した場合。
※ 現行モデル「AspinaAMR100」も、2025年10月に新ソフトウェアを適用予定。

より安心して使える
3D LiDAR採用による検知機能向上

3D LiDARでは高さ方向の検知が可能になるため、歩行中の作業者などの検知性能が向上し、安全性がさらに高まります。

基本機能改良による安全性向上

新開発ソフトウェアではSLAM(Simultaneous Localization and Mapping(スラム):自己位置推定と環境地図作成を同時に行う方式)における自己位置推定精度が向上。さらに同一ルートを繰り返し正確に走行できる「ルート再現性」も高め、基本性能と安全性が向上しました。これにより、AMRをより安心して運用できます。

AspinaAMR300 仕様

製品名AspinaAMR300AspinaAMR100(標準モデル, 参考)
諸元本体サイズ (W x D x H)600 x 800 x 300 mm600 x 600 x 260 mm
最大速度3.6 km/h
走行性能段差:5mm 角度:3° 溝幅:30mm
停止位置精度標準位置:±50mm、角度:±5°
誘導体によるアシスト有(オプション):±10mm、角度:±2°
最大積載重量300 kg100 kg
最小通路幅800 mm
電源バッテリ種別リン酸鉄リチウムイオン電池
充電方式プラグイン充電 または 自動充電(オプション)
安全機能障害物検知3D LiDAR(前方左、後方右1か所ずつ)2D LiDAR(前方左、後方右1か所ずつ)
3Dカメラ(前方1か所)
非常停止ボタン2か所(前後左右から視認可能)
報知器スピーカー
インターフェースUSBType-A 1ポート
I/O接続入出力端子各8チャンネル入出力端子各6チャンネル
無線LAN規格:IEEE 802.11a/b/g/n/ac

※ 仕様、特長および外観等は、性能向上、その他の理由で予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

よくあるご質問

AspinaAMR300とAspinaAMR100シリーズの主な違いは何ですか?

主な違いは、可搬重量が100kgから300kgに増えたことです。より多くの品物を一度に運べるようになり、様々な工程の自動化を可能にします。

車体が大きくなりましたが、AspinaAMR100のように狭い通路は走行できますか?

AspinaAMR300の最小走行通路幅は800mmで、AspinaAMR100と同様の狭い通路を走行できます。

展示会以外で実機を見ることはできますか?また導入前に自社工場で走らせることはできますか?

詳しくは下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

300kg可搬AMR『AspinaAMR300』に関するお問い合わせ

100kg可搬のAspinaAMR100との連携や他の設備との連携など、お気軽にお問い合わせください。ASPINA本社での実機見学や訪問デモについても承っております。