300kg可搬モデル、25年10月発売
AspinaAMR300

危険で大変な重量物搬送も安心してお任せ。人と現場に寄り添う国産のAMRです。
「簡単導入、今すぐ自動化。」AspinaAMR300 3つの特長
- 可搬重量300kg
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「100kgより重いものを運びたい」「協働ロボットやコンベヤを載せたいが、100kg可搬モデルの場合は大出力のロボットを載せられない」などといったご要望にお応えし、可搬重量を300kgに増加しました。
- 外部システムと連携しやすいAPIを採用
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新しいAPI(Application Programming Interface)により、エレベータなどの外部システムとの連携性を向上しました。PLCを介した連携でもサーバー用PC不要な構成が可能となり、利便性が向上しています。
- 複数台運用や小回り性能はそのままに
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狭い通路が多い日本の製造現場でも使いやすい、小回りが利いて狭い通路も走行できるAspinaAMRの特長はそのままに、可搬重量の向上などにより、より多様な工程や品目の搬送自動化に対応します。
- マッピング時間を大幅短縮
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新開発のソフトウェアにより、導入時や現場のレイアウト変更時に必要なマッピング(環境地図の作成)時間をさらに短縮。お客様がご自身でいつでもマップ作成できるため、実運用の負担を軽減します。
- 移動時間の短縮
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走行中の動作を最適化する新ソフトウェアにより、経路探索の高速化とスムーズなカーブ走行を実現。移動時間を約40%※削減します。
※ 2025年6月時点のAspinaAMR100現行ソフトウェアと、1つのカーブ走行で比較した場合。
※ 現行モデル「AspinaAMR100」も、2025年10月に新ソフトウェアを適用予定。
- 3D LiDAR採用による検知機能向上
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3D LiDARでは高さ方向の検知が可能になるため、歩行中の作業者などの検知性能が向上し、安全性がさらに高まります。
- 基本機能改良による安全性向上
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新開発ソフトウェアではSLAM(Simultaneous Localization and Mapping(スラム):自己位置推定と環境地図作成を同時に行う方式)における自己位置推定精度が向上。さらに同一ルートを繰り返し正確に走行できる「ルート再現性」も高め、基本性能と安全性が向上しました。これにより、AMRをより安心して運用できます。
AspinaAMR300 仕様
製品名 | AspinaAMR300 | AspinaAMR100(標準モデル, 参考) | |
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諸元 | 本体サイズ (W x D x H) | 600 x 800 x 300 mm | 600 x 600 x 260 mm |
最大速度 | 3.6 km/h | ||
走行性能 | 段差:5mm 角度:3° 溝幅:30mm | ||
停止位置精度 | 標準位置:±50mm、角度:±5° 誘導体によるアシスト有(オプション):±10mm、角度:±2° | ||
最大積載重量 | 300 kg | 100 kg | |
最小通路幅 | 800 mm | ||
電源 | バッテリ種別 | リン酸鉄リチウムイオン電池 | |
充電方式 | プラグイン充電 または 自動充電(オプション) | ||
安全機能 | 障害物検知 | 3D LiDAR(前方左、後方右1か所ずつ) | 2D LiDAR(前方左、後方右1か所ずつ) |
3Dカメラ(前方1か所) | |||
非常停止ボタン | 2か所(前後左右から視認可能) | ||
報知器 | スピーカー | ||
インターフェース | USB | Type-A 1ポート | |
I/O接続 | 入出力端子各8チャンネル | 入出力端子各6チャンネル | |
無線LAN | 規格:IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
※ 仕様、特長および外観等は、性能向上、その他の理由で予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
よくあるご質問
300kg可搬AMR『AspinaAMR300』に関するお問い合わせ
100kg可搬のAspinaAMR100との連携や他の設備との連携など、お気軽にお問い合わせください。ASPINA本社での実機見学や訪問デモについても承っております。