搬送の「自動化」・「省人化」に最適な電動ホイール
『ASPINA薄型電動ホイール』は自動搬送ロボットや電動アシスト台車などに最適な薄型の電動ホイールです。搬送の「自動化」や「省人化」を実現し、多様な用途で活躍します。
たとえば、工場や倉庫内で物品を運搬する<自動搬送ロボット>に搭載することで、作業効率が向上し、人的リソースの有効活用に貢献します。また、重量物を運搬する人の力を補助する<電動アシスト台車>では、作業負担を軽減し、安全性を向上させます。
さらに製造・物流業だけでなく、人手不足が課題となる様々な分野においても活用が進んでおり、業務負担を軽減します。
薄型・高効率・豊富なバリエーションを備えた『ASPINA薄型電動ホイール』は、人手不足や労働人口の高齢化といった社会課題の解決を、搬送の「自動化」や「省人化」で応え、快適な作業環境づくりに貢献します。

『ASPINA薄型電動ホイール』の特長
1. 薄い|コンパクト化・高付加価値化に貢献
AGV/AMR向けモデル
電動ホイールを薄型化することで、AGVやAMRなどの自動搬送機内で駆動部が占める容積を省スペース化できます。
駆動部がコンパクトになることで、空いたスペースに天板昇降ユニットの搭載や大容量バッテリの搭載が可能になるほか、搬送機自身をナローボディ化することで狭小通路の走行が可能になるなど、お客様の搬送機の付加価値向上に貢献します。

電動アシスト台車向けモデル
車輪内にモータを組み込んだインホイール構造で省スペース化を実現。
Φ150モデルは車輪幅73 mm、Φ200モデルは車輪幅128.5 mmで、通常の手押し台車用キャスターと同程度の幅で取り付けられます。

2. 用途に合わせて「片持ち」「両持ち」構造を選択可能


「片持ち」「両持ち」構造とは?
片持ち構造
ハウジングの片側にホイールがあり、反対側を固定する構造です。モータの種類によっては、ブレーキ、エンコーダ、安全性機能等を積み重ね、機能を追加することができます。

両持ち構造
ハウジング中央にホイールがあり、両サイドを固定する構造です。台車のキャスター等、両側を固定している物は交換するだけで電動化が可能です。また、ホイール内にモータや減速機等が内蔵されているため、よりコンパクトに製品設計が可能です。

製品ラインナップ

コンパクトなAGV/AMRを自作したい方/
AGV/AMRの筐体内を有効に活用したい方
お客様のAGV/AMRに最適なホイール外径、出力、取付方法などからお選びいただけます。
ブレーキやエンコーダ、ドライバの組み合わせはカスタムにも対応します。
電動アシスト台車を自作したい方/
台車に電動ホイールを後付けしたい方
Φ150ダイレクトドライブの80 Wモデル、Φ200の減速機+ブレーキ付の200 Wモデルをラインナップしています。

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活用事例
よくあるご質問
AGV/AMRとは?
AGVとは「Automatic Guided Vehicle」の略称で、無人搬送車や自動搬送台車と呼ばれています。磁気テープやランドマーク等の誘導体に従って決められたルートを走行する自動搬送車両です。AMRとは「Autonomous Mobile Robot」の略称で、自律走行ロボットや自立型搬送用協働ロボットと呼ばれています。AMRはラインテープ無しでも自律走行できる協働ロボットのことで、ガイドレスAGVと呼ばれることもあります。AMRは拡張性や柔軟性が高く、物流や製造業の現場などで導入が加速している自動搬送ロボットです。
電動アシスト台車とは?
電動アシスト台車とは、電動アシスト力で重い荷物を載せても安定して楽に運ぶことができる台車です。スロープなども電動アシストによって少ない労力で登ることができます。電動アシスト付き台車の導入で作業者による重量物搬送の省力化に寄与します。
ASPINA薄型電動ホイールは、1台から購入できますか?
ご購入いただけます。
ブレーキやエンコーダ、ドライバなどのカスタムおよびタイヤの材質変更が可能です。ご相談ください。
見積り・ご相談
AGV(自動搬送車)、AMR(自律走行型搬送ロボット)内製化のご検討、電動アシスト台車のご検討の方など、ASPINA薄型電動ホイールについてのご質問、製品のレンタルなどお気軽にお問い合わせください。