ASPINA(シナノケンシ株式会社)は、2025年10月29日(水)から31日(金)までポートメッセなごやで開催された「第8回 名古屋 ネプコン ジャパン」に出展しました。
ご多用の折、ASPINAブースへお立ち寄りいただきました皆様に、心より厚くお礼申し上げます。出展内容については、以下のレポートをご覧ください。
ご不明な点やご質問などは、お気軽にご相談ください。

展示品紹介
製造現場向け自動搬送ロボット『AspinaAMR』
AspinaAMR300
『AspinaAMR300』は、製造現場での搬送自動化の促進をめざす、導入しやすく拡張性のある、可搬重量300kgの自動搬送ロボットです。
本体幅60cmで小回りが利き、狭い通路も走行できる、危険で大変な重量物搬送を安心して任せられる、国産AMRです。
会場では『AspinaAMR300』に『リフトモジュール』(2026年1月受注開始)を搭載したデモ機が、台車の下に潜り込んで台車ごと自動搬送するデモンストレーションを行いました。
※『リフトモジュール』は『AspinaAMR300』専用オプションです。

AspinaAMR100/85L
『AspinaAMR100/85L』は、製造現場で作業者の方と一緒に働く可搬重量100kg(リフトモデルは85kg)の国産AMRです。
スモールスタートに最適な導入のしやすさ、柔軟な拡張性を備え、自動で経路を探索して人や障害物を回避しながら走行します。本体幅60cmで小回りが利き、狭い通路も走行できるため現場のレイアウト変更不要で導入できます。
QRコードで行き先指示など運用もしやすく、部品のライン間搬送や完成品の搬送自動化など、人手不足が深刻な製造現場における搬送の課題解決に貢献します。
『AspinaAMR85L』に、協働ロボット + 「ASPINA電動ロボットハンド」+ 3Dビジョンシステム「Cambrian Vision System」を搭載した自走ロボットアーム(モバイルマニピュレータ)をご覧いただきました。

『AspinaAMR300』とクマリフト「コンパクトベアー」の連携デモンストレーション
クマリフト株式会社ブースにて、『AspinaAMR300』とクマリフト株式会社の「コンパクトベアー(小荷物専用昇降機)」を連携して、階をまたいだ搬送自動化をデモンストレーションしました。
『AspinaAMR』とクマリフト株式会社の「コンパクトベアー」という2つの自動機の連携により、フロア内の横動線に縦動線を加えることで自動化工程範囲を広げ、日夜を問わず、まさに”縦横無人”な搬送工程を実現する様子をご覧いただき、多くの来場者の皆さまからご好評いただきました。


AMR/AGV/電動アシスト台車向け 『ASPINA薄型電動ホイール』
AMRやAGVの内製化や、手押し台車の電動アシスト化をご検討の方向けに最適な駆動ユニットです。
出力は80W~400W、タイヤ径はφ100~φ200までのラインアップを揃え、手押し台車の電動アシスト化から1tクラスの重量物搬送まで対応します。
ブレーキやエンコーダ、ドライバ(安全規格JIS D6802対応も可)は組み合わせ・カスタムにもモデル別で対応し、ロボットや搬送機器の「自動化」「省人化」で人手不足や労働人口の高齢化などの課題解決に貢献します。
『ASPINA薄型電動ホイール』が採用されている株式会社ユーエイの電動アシストユニット「tascal」のデモ機を出展し、体験型デモンストレーションを通して電動アシスト化の効果を実感していただきました。


フレームレスモータ『TQ-RoboDrive』
モータフレームを排した構造でロボットの関節などの装置にビルトイン可能なモータです。
ドイツTQ社製フレームレスモータ『TQ-RoboDrive』は優れたトルク密度、超低損失、高い放熱性を備えながら高い動的性能を実現します。
ロボティクス、医療、航空宇宙、光学などの高度な技術を擁する分野で”性能の限界”にチャレンジする技術者に最適で、ロボットや装置の小型化、軽量化、設計自由度向上に貢献します。
『TQ-RoboDrive』と、ロボット関節向け一体型モーションドライブユニット「SOMANET Circulo」を組み合わせた、軽量・コンパクトな関節アクチュエータのデモ機をご覧いただきました。


協働ロボット向け『ASPINA電動ロボットハンド』
人の手のように「しっかり・優しく」つかむ協働ロボット向けのエンドエフェクタ(グリッパ)です。
異なる形状や硬さのワークを自動調整してつかみ分けるオートグリップ機能を搭載し、1台のロボットで複数のワークをピックアンドプレースできるため、多品種少量生産の製造現場に最適です。
丸ものワークには3爪モデル、角型ワークには2爪モデルをご用意し、ピッキング作業の「自動化」「省人化」で人手不足が深刻な製造現場の課題解決に貢献します。
『ASPINA電動ロボットハンド』をカワダロボティクス株式会社のヒト型ロボット「NEXTAGE Fillie(ネクステージ フィリー)」に装着し、ばら積みのボトルをつかみ、蓋を開閉するデモンストレーションを行いました。

「オートグリップ機能」のデモンストレーション

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